熟成のボルボを実感 スタイリッシュすぎるステーションワゴン『V60』の話(前編)【日本版編集長コラム#85】

公開 : 2026.06.07 12:05

2018年ジュネーブ・ショーにて

V60がデビューしたのは2018年のジュネーブ・ショーで、実は現地取材にも訪れている。当時所属していたカー・マガジンの誌面を見ると、キャプションにはこう書いてあった。

XC40が欧州COTYを受賞し、まさに絶好調のボルボV90などで見慣れたせいか、V60自体にインパクトはないが売れそう』。

デビューから約8年経っても、V60のスタイルは古さを感じさせないものだ。
デビューから約8年経っても、V60のスタイルは古さを感じさせないものだ。    平井大介

……インパクトがないと随分と失礼なことを書いているのは、若気(でもないが)の至りということでお許し頂きたい。しかし振り返れば、ボルボはXC90やV90で大胆な世代交代を示して、そのイメージを踏襲したXC60やV60を登場させているから、そういった印象を抱くのは当然だろう。

そこから約8年経った令和の世の中でも、V60のスタイルは古さを感じさせないものだ。また、周囲が大きくなっているがゆえに、XC60同様、コンパクトにさえ感じるから面白い。エクステリアがぎゅっと引き締まって見える。もっとストレートに書けば、とにかくカッコイイのだ。

車両重量さえクリアできれば、多くの立体駐車場に収まるサイズではあるし、今回は荷物を満載にする場面こそなかったが、ワゴンであることは依然としてアドバンテージだ。

……というわけでまたもや、1本で収まらなかったので、ボルボ話は次回に続きます。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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