新グレードのロッククリーク、ニスモにオーテック 選択肢豊富になった新型『日産エクストレイル』 開発責任者が語る拡充の理由

公開 : 2026.09.12 11:45

グーグルのインフォメントシステムなど新しい技術を投入

さてふたつ目のポイントとなる使い勝手の向上は、グーグルのインフォメントシステムやカメラなどに新しい技術を投入。具体的には『見えルークス』で評判のインテリジェントアラウンドモニターを搭載し、地点登録すれば自動でフロントワイドビューモニターが起動出来るようにもなった。

「(同時に)インビジブルフードビューモニターも採用しまして、これはクルマの下が透けて見えるものです。もともとオフロード走行用に開発されましたが、一般走行においても利点があります。

『見えルークス』で評判のインテリジェントアラウンドモニターを採用した。
『見えルークス』で評判のインテリジェントアラウンドモニターを採用した。    内田俊一

また、グーグルは多くの方がスマートフォンで使っており、親和性も高く使いやいことから採用しました。ログインして頂くと、スマートフォンが手元になくてもマップやアシスタントが使えるなど利便性を向上させています。音声でエアコンなどの調整も可能です」

初代の赤をイメージした色を採用

その他、メーター上に地図を表示できるようにし、キーを持ってクルマに近づけばアンロック、離れればロックが可能となった。中山さんは「バックドアのキックによる開閉機能でハッチを開けて、閉めてそのまま離れればロックできるという、一連の動作がスムーズにできるでしょう」と話す。

使い勝手向上とともに、これまでのエクストレイルのイメージであるタフギアを強調した仕様、ロッククリークが追加されたのはユーザーにとって嬉しいところだろう。基準車のイメージカラーにカーディナルレッドという初代の赤をイメージした色を採用したのも、初代や2代目を意識したようだ。

本稿執筆後に発表された商品改良で、ドアミラーやルーフをブラックにするなどアップデートを行っている。
本稿執筆後に発表された商品改良で、ドアミラーやルーフをブラックにするなどアップデートを行っている。    日産自動車

ロッククリーク、ニスモオーテックなど個性的なラインナップによって選ぶ楽しさが増えた今こそ、エクストレイルの買い時かもしれない。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    内田俊一

    Shunichi Uchida

    日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を生かしてデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。長距離試乗も得意であらゆるシーンでの試乗記執筆を心掛けている。クラシックカーの分野も得意で、日本クラシックカークラブ(CCCJ)会員でもある。現在、車検切れのルノー25バカラとルノー10を所有。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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