日産の人気SUV『エクストレイル』が大幅改良 大胆な新デザイン採用でグローバル販売の主力に【新型スカイラインの予告も】
公開 : 2026.04.15 07:45
日産が新型『エクストレイルeパワー』のエクステリアデザインを公開しました。日本、米国、中国などのグローバル市場に焦点を当てたラインナップ刷新の一環として、全面的に改良を受けているとみられます。
新しいeパワーシステム採用か
日産は4月14日、新型SUV『エクストレイルeパワー』を発表した。2027年に発売される見込みで、トヨタRAV4やプジョー5008などのライバルとなる。
現時点では外観のみの公開となり、技術的な詳細は明らかにされていないが、「eパワー(e-POWER)」を名乗っていることからハイブリッド・パワートレインを搭載予定であることがわかる。日産のeパワーは、ガソリンエンジンを発電機として使用して小型バッテリーを充電し、電気モーターで車輪を駆動する仕組みだ。

既存のエクストレイルにもすでにeパワー車がラインナップされているが、大幅に改良され、出力、洗練度、燃費の向上を図るものと予想される。新型車の基本構造は、最近マイナーチェンジによってデザインや仕様が変更された現行エクストレイルと非常に近いと見られる。
なお、米国では『ローグeパワー』という名称で発売される予定だ。
グローバル向けのコアモデルへ
新型エクストレイルは現行モデルと同じモジュラーCMF-CDプラットフォームを採用すると見られるが、デザインは大幅に変更されている。
フロントでは、特徴的な台形グリルと角張ったLEDライトが際立つ。サイドの折り目は強調され、リアもより力強い印象となっている。

新型エクストレイルの発表と同時に、日産は経営再建計画「Re:Nissan」の最終年度の詳細を明らかにした。この計画は、ここ数年の販売不振と財務難から脱却し、再び成長軌道に乗せることを目的としたものだ。
戦略の核心となるのは、モデル数を現在の56から45へと絞り込んで「合理化」するグローバル製品ラインナップであり、各モデルの「役割の明確化」と「開発スピードの向上」に重点が置かれている。不振モデルを廃止し、好調なモデルに投資を集中させることで「競争力の高いコスト構造への変革や生産能力の適正化に加え、競争力の高い新商品を投入」していく構えだ。
新ラインナップは4つのカテゴリーに分類される。日産のアイデンティティや情緒的な価値、革新性を体現する「ハートビートモデル」、世界的に安定して大量販売される「コアモデル」、新しいセグメントや市場向けの「成長モデル」、そして市場カバレッジを広げるために他社と共同開発した「パートナーモデル」である。
日産は、新型エクストレイルをグローバルのコアモデル、新型『ジュークEV』を欧州向けコアモデルと位置づけ、それぞれの市場における役割を示している。























