英新政権で初の予算案 燃料税の凍結期間延長、公共EV充電施設に1億ポンド投入 EV走行距離課税も2028年導入へ

公開 : 2026.11.04 17:05

EVに対する走行距離課税

ヒーリー財務相は、EVに対する走行距離に応じた課税、すなわち「電気自動車税(eVED)」を導入する計画について直接言及しなかったものの、英国政府は現在、その立場を明確にしている。

この新税は2028年4月に導入される予定であり、同時にEVドライバーが走行距離を見積もり、申告するための新しいツールも導入される。政府は現在、これに関する「概念実証作業」を進めている。また、ドライバーが手動で申告する必要がないよう、車両のトリップコンピューターが自動的に走行距離を申告する仕組み作りにも取り組む。

英国政府はEVの走行距離に応じて課税する「eVED」を2028年4月に導入予定だ。
英国政府はEVの走行距離に応じて課税する「eVED」を2028年4月に導入予定だ。

2030年までに、ドライバーが走行距離を過大に見積もって過払いしてしまった場合や、クルマを売却した場合の還付手続きを自動化することを目指す。政府によると、今年後半には大規模な車両保有事業者向けにさらなる指針が示される予定だ。

予算責任局(OBR)によると、eVEDの導入により、2031-32会計年度までに自動車税(VED)の歳入が約20億ポンド(約4200億円)増加する見込みだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

関連テーマ

おすすめ記事

 

Google検索で『AUTOCAR JAPAN』の記事を見つけやすくする方法

人気記事