米国生産のフルサイズピックアップトラック『ラム1500リミテッド』、日本正規輸入決定! 年明けの正式発表に先駆け、自社イベントでサプライズ公開

公開 : 2026.11.04 11:45

11月3日、ステランティス・ジャパンは富士スピードウェイの自社イベントで、米国生産のフルサイズピックアップトラック『ラム1500リミテッド』を初公開しました。年明けに正式発表されます。編集部ヒライのレポートです。

2009年に独立ブランドとなったラムを初導入

11月3日、ステランティス・ジャパンは富士スピードウェイで『ステランティス・オールブランズデイ・ジャパン2026』を開催。その中に用意されたシークレットステージで、米国生産のフルサイズピックアップトラック『ラム1500リミテッド』をサプライズ公開した。

ステランティス・ジャパンは8ブランドを展開しているが、現在アメリカ・ブランドはジープのみ。2009年に独立ブランドとなったラムは、もちろん正規輸入されたことがない。

米国生産のフルサイズピックアップトラック『ラム1500リミテッド』をサプライズ公開。
米国生産のフルサイズピックアップトラック『ラム1500リミテッド』をサプライズ公開。    平井大介

しかし今回は、2月16日に国土交通省が発表した『米国製乗用車の認定制度』を活用。ブランドの新展開ではなく、1500リミテッドのみを輸入、販売する形となった。お披露目されたのは2026年モデルで、実際に導入されるのは2027年モデル。今回は正式発表に先駆けたプレビューだ。

そのため価格などは発表されず、詳細は近日開設される公式ホームページで少しずつ公開していくという。輸入は100台を予定し、販売網は既存のネットワークを活用するという。具体的には明言されないものの、現実的にはジープ・ディーラーの中で、それなりの経験と設備を持つところになるだろう。

北米市場ではステランティスの3台に1台がラム

シークレットステージの前に、メディアに向けたプレゼンテーションが行われた。そこで提供されたデータによれば、ステランティス・グループ全体の年間販売台数、約550万台のうちラムは約51万台と実に約9.4%を占めており、北米市場に至っては3台に1台がラムだという。

現在のラムは、トラックコア、オフロード、マッスルトラックの3トリムに分かれていて、今回導入されるリミテッドはトラックコアとなる。その中から装備面で日本市場に合致しそうなリミテッドが選ばれた。

その特徴は何と言っても、5.7LのV型8気筒『HEMI(ヘミ)』エンジンだ。
その特徴は何と言っても、5.7LのV型8気筒『HEMI(ヘミ)』エンジンだ。    平井大介

その特徴は何と言っても、5.7LのV型8気筒『HEMI(ヘミ)』エンジンだ。最高出力395HP、最大トルク556Nmのスペックで、トランスミッションは8速AT。駆動方式はパートタイム4×4となる。

ボディサイズは全長5900mm、全幅2090mm、全高1975mmとまさにフルサイズで、もちろん1ナンバー登録となる。車両重量は2660kgで、最大牽引可能重量は5076kg。サスペンションはフロントがマクファーソンストラット、リアがマルチリンクで、4輪エアサスが組み合わせられる。

日本導入にあたっては、ウインカーの灯火を赤からオレンジにしたのとタイヤの空気圧計の表示変更のみ。もちろん日本語表示はないが、キロメートルとマイル、摂氏と華氏の切り替えは可能で、アップルカープレイとアンドロイドオートの接続もできるので、日本の路上に十分適合するだろう。

こういったモデルが『正規輸入』される安心感は大きく、需要は100台以上あると思われ、価格次第では争奪戦となる可能性もある。年明けの正式発表に注目したい。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影 / 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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