マセラティ・レヴァンテ、遂に生産型ボディを被せてのテスト開始

公開 : 2015.09.29 22:00  更新 : 2017.06.01 02:04

マセラティの新型SUVモデル、レヴァンテがプロダクション・バージョンでのテストを開始した。この4月にニュルブルクリンクで捉えたスクープショットの時は、まだギブリのボディを改造したものが載せられていたが、今回はいよいよプロダクション・バージョンのボディが被せられている。とはいえ、まだ重いカモフラージュがされているが、それでもレヴァンテがトラディショナルなSUVのプロポーションを持つことがわかる。おそらくそのシルエットは、BMW X6メルセデス・ベンツGLEクーペに似たものになるだろう。

フランクフルト・モーターショーの会場で、マセラティのCEO、ハラルド・ウェスターは、その正式デビューが来年3月のジュネーブ・モーターショーであると明言した。また、ウェスターは、その発表の目前、2月からはミラフィオーリの向上で生産が開始されるともした。更に、彼はこのクルマが100%マセラティであって、ジープを含むフィアットクライスラー・オートモビルズのブランドからは何一つ流用していないことを明言している。

プラットフォームはギブリで、エンジンはV6とV8ユニットが搭載される。2015年に50,000台の売り上げを狙っているマセラティの原動力と期待されるレヴァンテは、1月のデトロイト・モーターショーでプロトタイプというカタチで展示去れる予定だ。

関連テーマ

おすすめ記事