マセラティ・レヴァンテ、最新情報

公開 : 2016.02.17 22:20  更新 : 2017.06.01 01:37

今まで捉えたスクープショットよりもカモフラージュが薄くなったマセラティレヴァンテのテスト風景をキャッチすることに成功した。カモフラージュが薄くなったとは言え、またほとんどの部分が覆われているが、テーパー上のルーフ・ラインや、テールゲートの形状などを見ることができる。また、その大胆に形作られたボンネットを見ることができる。また、その大きなエア・インテイクもすでに覆いを外されている。そのエア・インテイクは、他のどのマセラティよりもアグレッシブなデザインだ。

フロント・エンド・デザインは、他のマセラティに似た処理で、テールランプはギブリ、クワトロポルテ、グランツーリズモなどのデザインに密接な関連性を見て取れる。更に、リアのテールパイプは、クワッド・タイプとなる。

関係筋の話によれば、レヴァンテは2011年のクーバン・コンセプトからかなり変更されているという。

このレヴァンテは、3月のジュネーブ・モーターショーでワールド・プレミアが行なわれ、生産は2017年からを予定している。2018年にデビュー予定のアルフィエーリと共に、マセラティの今後の成否を占うモデルであることは間違いない。

マセラティのヨーロッパのゼネラル・マネージャーであるジュリオ・パストーレによれば、この新しいSUVが、2018年に70,000台を目標としているマセラティの計画にとって、非常に重要な存在となると、AUTOCARに話してくれた。

「アルフィエーリはマセラティの絶対的なDNAを代表するモデルだ。そのデビューまでにわれわれは継続可能なビジネスを展開する必要がある。その重要な鍵がレヴァンテだ。また、マセラティがスポーツカーだけのメーカーから脱却するための大きな役割も果たす。したがって、われわれはレヴァンテに大きな投資をしているのだ。レヴァンテのデザインは、完全にマセラティの手によるもので、信頼できるオフロード能力と、ユニークなマセラティ・クオリティ、そして洗練性を表現したものだ。スポーティさを強調したでデザインは、他のライバルに対してもエクスクルーシブな存在となる。」とパストーレはコメントしている。

マセラティのボス、ハロルド・ウエステルによれば、レヴァンテは100%マセラティのパーツが使われ、ジープを含むフィアットクライスラーからは何一つ流用したものはないという。そのため、プラットフォームはギブリのものが使用され、エンジンはV6およびV8が搭載されることになる。


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