アウディSQ7を発表

公開 : 2016.03.04 22:50  更新 : 2017.06.01 01:36

アウディは、インゴルシュタットの本部で、Q7のハイパフォーマンス・バージョンであるSQ7を公開した。このSQ7は、アウディとしては初の電動コンプレッサー(EPC)を持つパワーユニットを搭載したモデルだ。

第4世代のA8およびこれから出る予定のQ8にも使われることになるエンジンは、435psのパワーを持つ4.0ℓV8だ。排気量は3956ccで、先代のQ7に使われたトップ・ディーゼルよりも207ccほどダウンサイジングされたもの。但し、2500barの圧力を持つコモンレール・インジェクションが使用され、過給は2基のターボチャージャーと1基の電動コンプレッサーによってなされる。

この電動コンプレッサーは、主に低回転域でのレスポンスを向上させるために使用されるもので、中高回転域ではターボチャージャによる過給がこれに加わることになる。EPCは最高70,000rpmで回転する。

パワーは先述の通り435ps、そしてトルクは1000-3500rpmで91.7kg-mを発揮する。これは、旧い4.2ℓV8ツインターボ・ディーゼルよりも95ps、10.2kg-m大きい値だ。しかし、アウディ史上最強のディーゼル・ユニットではない。史上最強のディーゼルは先代のQ7 6.0 TDIに搭載されていた6.0ℓV12ディーゼルで、500ps、101.9kg-mのパワー、トルクを持っていた。

SQ7 TDIは8速オートマティック・トランスミッションを持ち、セルフ・ロッキング・センター・ディファレンシャルを備えたトルセン・トルク・センシングの4WDシステムが組み合わせられる。また、オプションではスポーツ・ディファレンシャルを選択することも可能だ。

現行のQ7で最もパワフルなモデルは、333psの3.0ℓV6ガソリン搭載モデルだが、これよりも0-100km/h加速は1.3秒速い4.8秒。最高速度はリミッターで250km/hに制限される。燃費は複合サイクルで13.5km/ℓ、CO2排出量は194g/kmだ。

電気式メカニカル4輪ステア・システム、エア・サスペンション、アダプティブ・ダンパーは台2世代のQ7と同じ。これにBMW 7シリーズで使われているものと同じような電気式メカニカルのスタビライザーが装備される。このスタビライサーは、オフロード走行時にはリリースされる仕組みを持つ。

タイヤは285/45が標準だが、オプションで22インチまで拡大が可能。また、R8に使用されるカーボン・セラミック・ブレーキもオプションとして選択ができる。

価格は正式には発表されていないが、£70,000(1.125万円)程度と予測される。



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EPCのための電力は48Vのリチウム・イオン・バッテリーを備えた13kWのサブ・システムによって駆動される。

エクステリアは、新しいグリル、専用のバンパー、ドア・ミラーのアルミニウム・ハウジング、クワッド・タイプのエグゾースト・パイプなどでアップグレードされる。また、SQ7は5シーター、7シーターのいずれかを選ぶことができる。

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