フォルクスワーゲン、ポロ・ベースのSUV

公開 : 2012.10.16 15:17  更新 : 2017.06.01 01:04

フォルクスワーゲンは、ポロをベースとしたSUVセグメントのモデルを市場に投入する準備ができているという。

ポロはMQBプラットフォームをベースとする最初のコンパクト・フォルクスワーゲンだ。ミニ・カントリーマンと日産ジュークのライバルとなるこのモデルは、その大きさにおいてアウディQ2(先月のパリ・モーターショーでクロスライン・クーペとしてデビューした)と密接な関係があるという。

フォルクスワーゲンのR&Dチーフ、ウルリッヒ・ハッケンバーグはAUTOCARに、スーパーミニ・サイズのフォルクスワーゲン社内でのコート、A0セグメントのクルマは、会社内でもプライオリティの最上位にあるという。

「われわれはSUVを増やさなければならない」とハッケンバーグ。

「われわれがA0セグメントのSUVをデビューさせることは非常に重要で、それに取り組んできた。」

その発売スケジュールは明らかにしていないが、2014年中であることは間違いない。

2011年の東京モーターショーで登場したクロス・クーペ・コンセプトから、新しいポロSUVは想像できるという。デザイン・チーフのクラウス・ビショーフは、「すべてのフォルクスワーゲンSUVの将来の顔」をフューチャーするものになるとも語っている。

ハッケンバーグは、ポロSUVが異なるマーケットに対応するモデルだとしている。ヨーロッパ・バージョンは、技術的に洗練され、ルックスやフィーリングにおいてプレミアムな1台となる一方、ベーシック・バージョンは新興成長市場にていこうされるという。2WDおよび4WDが用意されるが、その大半は2WDになる。

また、フォルクスワーゲンは、次の3ヶ月の間にもう2台のSUVを登場させるとしている。

月末のサンパウロ・モーターショーでは、新しいUp!ベースのSUVが登場し、来年1月のデトロイト・モーターショーでは米国市場専用モデルとしてパサート・ベースのSUVがデビューする予定だ。

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