キア・ニーロ

公開 : 2016.06.02 23:50  更新 : 2021.03.05 21:36

モーターと内燃機関の切り替わりは往々にしてなめらか。時にほんの短い時間の迷いが生じるときもあるようだが、4気筒から生じるノイズや振動を排除することに全力を注いだことはよくわかる。

(ニーロにはディーゼル車が用意されないのだが)、たとえば何らかのディーゼル車からハイブリッドのニーロに乗り換えると、いかにステアリングやノブから振動が伝わりにくい、洗練されたクルマであるかもわかる。

またCVTではなく、デュアル・クラッチATを使用するため、プリウスアウトランダーPHEVのように、ドライバビリティの足を引っぱることもない。マニュアル・モードがついているのもうれしい。

インテリアは、ほかのキア車同様に、しっとりとしたプラスティックなど、質感を重視したパーツが増えたと感じる。ステアリングやギアレバーの握り心地も気持ちがいい。チープな素材も少なくないが全体の印象は良好である。

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