ルノー・トゥインゴ・インテンス

公開 : 2016.09.17 05:50  更新 : 2017.05.29 19:22

  • 上写真の黒い遮音・遮熱用マットを取り除き、エンジンカバーはナット6本を指で緩めて外す。

  • ECOモード・ボタンONで、燃費を10%低減。

  • こちらはキャンバストップ仕様のルーフを開いた様子。(撮影:編集部)

発進の直後だけちょっとトロさを感じさせるような瞬間があるが、そこを過ぎてしまえばまったく問題はなく、踏めば踏んだだけ、軽々とスピードを上げていく。さらに、フロアのレバーで操作するマニュアルモードもあるから、山道などでもそれなりに愉しめるのではないかと思う。ただし個人的には、できればステアリングにパドルが欲しいと思ったが。

しかもトゥインゴ、シャシーがまた軽妙な印象を与える。フロントにエンジンがないこともあってステアリングは軽く、しかもバリアブル・ギアレシオのため反応も適度にクイックだから挙動は軽快で、たとえ街中のちょっとしたカーブでも曲がるのが愉しくなる。それにステアリングがよく切れて、最小回転半径が4.3mと小さいのも好ましい。

その愉しさを強調するのがソフトなサスペンションだ。しかもボディ全長に対してホイールベースが長いから、乗り心地はソフトにしてフラット感のあるもので、初代サンクを思い出させるような、70年代までのフランス車のようなライドを味わわせてくれる。

パリを意識して仕立てた、という謳い文句は、このあたりに最も明確に生かされているのだろう。プラットフォームを共用するスマート・フォーフォーと乗り味の点で最も異なるのも、このあたりではないかと思われる。

それでは、街中で様々なメリットをもたらすリアエンジン配置とソフトなサスペンションは、高速ではどうなのか。そこで、レインボーブリッジ周辺の首都高を走った印象をいえば、少なくとも首都高のスピードレンジでは、直進性やコーナリングに不安を覚えることはなかった。130km/h制限のフランスのオートルートでの使用も想定されているはずだから、そのあたりはクリアしていると考えていいだろう。

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