81psでも充分 ルノー・トゥインゴ E-テック(2) 価格は実質2万ポンド切り予想 アルピーヌ仕様も登場か
公開 : 2026.04.15 18:10
初代を想起させるレトロフューチャーな姿で、トゥインゴが復活です。インテリアはコストを抑えつつ、巧妙にポップな雰囲気。充足感の高い操縦性に、優れた乗り心地も魅力。UK編集部が初試乗です。
清々しく走り回れるアクセルレスポンス
ルノー 5 E-テックと同様に、トゥインゴはシングルモーターの前輪駆動。その駆動用モーターは専用品で、最高出力81ps、最大トルク17.8kg-mと控えめ。最高速度は130km/hに届くそうだが、今回は高速道路を走れなかった。
とはいえ、車重は5 E-テックより約250kg近く軽い1200kg。0-100km/h加速は、12.1秒で処理できる。部品数の削減へ努力した結果、一般的に同クラスのバッテリーEVで1200点ほど必要なところを720点へ絞ったことも、軽量化へ貢献しているという。

発進加速は期待より穏やかだが、その後はレスポンシブに速度を調整できる。回生ブレーキを強めにすれば、カーブの入口で思い通りに速度を落とせ、清々しく走り回れる。ブレーキペダルの感触も良い。
充足感の高い操縦性に優れた乗り心地
重い駆動用バッテリーがシャシー中央の底部にあり、加減速時のピッチや旋回時のロールが発生しにくく、サスペンションはソフト側に調整しやすい。その結果、優れた操縦性を実現しており、運転体験の充足感は高い。
全長が短く、タイヤがボディの四隅に配され、郊外の道での走りは快活。最小回転直径は9.87mと小回りも良く利き、都市部でも扱いやすい。

ホイールは、廉価グレードでは16インチのスチール。試乗車には18インチのアルミが組まれていたが、乗り心地も褒められる。路面の凹凸を優しく均しつつ、姿勢制御がルーズなわけでもない。風切り音やロードノイズも、大きすぎることはない。
タイヤは、205/45のコンチネンタル・エココンタクトを履いていた。気張ればアンダーステアだが、挙動は予想しやすく、粘り強く堪えていた。
多くの人を喜ばせる電動コンパクト
電費は、速度域の低い市街地や郊外での平均で8.0km/kWhに迫った。81psと27.5kWhのパワートレインが、現実的にどこまで高効率を発揮するのか、追って確かめたい。
アルピーヌ仕様も登場するようだが、パワーアップするにはバッテリーの容量を増やす必要があり、車重増加を招く。どんな仕上がりになるのだろう。

生産工場は、スロベニア。開発期間は100週間と短く、中国にあるルノーの開発センターによる部品を多数利用することで、価格を抑えている。英国ではEV補助金もあり、実質的に2万ポンド(約420万円)を切ると予想される。
チャーミングなデザインだけでなく、大人な洗練さを伴い、運転する楽しさが備わるトゥインゴ E-テック。インテリアもカラフルで、グレー基調な最近へ華を添える。お手頃な予想価格と相まって、多くの人を喜ばせる電動コンパクトといえそうだ。
◯:可愛いデザイン 運転が楽しい
△:現実的な航続距離は未知数

















































































































































