明日から使える「2017年6月に売れた日本車」 週末AUTOCAR講座 

2017.07.09

2017年6月「車名別」販売台数ランキング

6月の新車販売は登録車と軽自動車ともにプラス。

(日本自動車販売協会連合会/全国軽自動車協会連合会)

1位 トヨタプリウス 1万7946台
2位 ホンダN-BOX 1万7654台
3位 トヨタC-HR 1万4318台
4位 ダイハツ・ミラ 1万2475台
5位 トヨタ・ヴィッツ 1万1743台
6位 ダイハツ・ムーヴ 1万1699台
7位 日産ノート 1万1601台
8位 トヨタ・アクア 1万1453台
9位 ダイハツタント 1万1342台
10位 日産デイズ 1万937台

車名別ではプリウスが2カ月連続で首位

車名別ランキングでは、2月に全面改良したプラグインハイブリッド車が販売を牽引するトヨタ・プリウスが1万7946台(前年同月比37.7%減)を記録して2カ月連続でのトップに輝く。続く第2位には同13.0%増の1万7654台と堅実なセールスを記録したホンダN-BOXが、第3位には1万4318台を売り上げたトヨタC-HRが入った。第4位にはイースを新型に切り替えたダイハツ・ミラが同83.4%の大幅増(1万2475台)でランクイン。ここまでは前月と同順位である。

第5位には同80.1%の大幅増(1万1743台)を成し遂げて前月の第14位からジャンプアップしたトヨタ・ヴィッツが位置。5月より開始した新しい広告展開などが効果を発揮したようだ。続く第6位には同78.8%の大幅増(1万1699台)を記録したダイハツ・ムーヴが、第7位にはe-POWERモデルの販売が好調な日産ノートが入った。トップ10を一覧すると、登録車は前月から1車種増えて5車種となり、残り5車種が軽自動車。この比率になるのは、2カ月ぶりである。


注目の新型車の動きも見ておこう。2月に新型に移行したスズキワゴンRは同37.6%増で第12位にランクイン。第5世代に切り替わった新型スバルインプレッサは同190.0%の大幅増で第16位に入る。新型トールワゴンのトヨタ・ルーミーは第20位、トヨタ・タンクは第24位、兄弟車のダイハツ・トールは第43位に位置。

6月に2ℓ直噴ターボエンジン仕様を追加するなどのマイナーチェンジを実施したトヨタ・ハリアーは同91.9%の大幅増で第25位に、同じく6月に高速道路同一車線自動運転技術のプロパイロットを採用するなどのマイナーチェンジを行った日産エクストレイルは同12.4%増で第30位に、1月に全面改良して4代目に移行した新型スズキ・スイフトは同113.3%の大幅増で第36位に、受注が好調な新型マツダCX-5は同89.2%の大幅増で第40位に入った。

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