ジャガーF-タイプ 限定「400スポーツ」に試乗 まずはV6から

公開 : 2017.07.14 11:10

400スポーツが、標準V6を後押しする可能性も

エンジンレスポンスは良好で、レブリミットである6500rpmに近づくと官能的な音でエンジンが叫ぶ。

高められたエンジン出力は、燃費やCO2の排出さえも良くなっている。ちなみに具体的な数値は、燃費性能が1リットルあたり20.5kmで、CO2の排出量は203g/kmだという。

ジャガーが言うには、これは長期的な立ち位置のモデルではないらしい。しかしこのクルマが登場し、間違いなくヒットを飛ばすことで、このエンジンが主力となることも充分にあり得る。

オートマティックでパドルシフトを標準装備し、独立懸架サス(ダブルウィッシュボーンにコイルスプリングの組み合わせ)を採用。

制動力抜群のブレーキは、フロントに380mm、リアに375mmのローターをあしらっていて、ドライバーの任意でスロットル、トランスミッション、ステアリングやダンパーのセッティングを変更することが可能である。

もちろんサテングレーで仕上げられたハンサムな20インチのアロイホイールも標準で付いてくるし、LSDだって標準装備だ。

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