ルノー・コレオス2017年モデルに試乗 いま「大型SUV」投入の価値は?

公開 : 2017.07.31 16:40  更新 : 2017.07.31 19:08

ルノー・コレオスの2017年モデルに試乗しました。オフロードの走行性能をふくめ、装備などを包括的に検証。おいしいグレードまで絞りこみました。

■どんなクルマ?

大型SUVカテゴリーに向けたルノーの回答

初代コレオスは、英国では2010年に販売が打ち切られたが、ルノーは今こそ新型投入のタイミングだと判断したらしい。

大型SUVの販売急増に鑑みての判断だろうが、実際の増加幅は小型SUVほどではないのもまた事実だ。

また、ルノーはSUVラインナップを完成し、キャプチャーやカジャールのオーナーがステップアップすることも見込んでいる。

プラットフォームを共用する兄弟分であると同時に、競合車種でもある日産Xトレイルと比較すると、ラインナップはシンプル。

エンジンはディーゼル2機種のみで、1.6ℓのdCI130は6段MTの前輪駆動、2.0ℓのdCI175は4WDで、MTのほかに7段マニュアル・モード付きX-トロニックCVTを設定する。

試乗車は、英国での売れ筋になると思われる2.0ℓのCVT仕様。現状、ガソリンモデル設定の予定はないが、需要があれば追加の可能性もあり、導入は容易だとルノーは述べている。

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