VWパサート、ディーゼルよりガソリン? 1.4ℓの150psに試乗

公開 : 2017.09.22 21:15

キャビン、衝撃はないがクリーンでシンプル

キャビンのデザインはクリーンでシンプル、素材の特徴を活かしている。モールド、スイッチ、ボタン類の配置、仕上げ、感触などのすべてにおいて統一感を持たせてあり、インフォテインメント・システムの配置や使い勝手に関しても考え抜かれている。

たしかに、目がくらむような衝撃を覚えることはない。しかし、日々のこのクルマとの付き合いの中から、このクルマが良質なものであることに気付かされるはずだ。

GTスペックを選択したなら、最新テクノロジーの多くが標準装備される。12.3インチのフラットスクリーンで構成されるデジタル計器盤は、アクティブ・インフォ・ディスプレイと呼ばれる。設定の仕方を熟知したなら、自分好みの設定にすることもできる。

加えて、最上位機種であるディスカバー・プロ・システムの廉価版である、8.0インチのディスプレイを持つディスカバー・ナビゲーション・インフォテインメント・システムを備える。

ちなみにこのシステムは、われわれがもっとも評価するアイテムだ。そのわけは、上位システムと異なり、音量や地図の操作に物理的なスイッチを使うことができ、オプションで用意される9.2インチのジェスチャー・コントロールは、まだ洗練すべき余地が多いからである。

エンジンや乗り心地はどうだろう?

関連テーマ

おすすめ記事

 
最新試乗記

フォルクスワーゲン パサートの人気画像