ジープ・コンパスに試乗 ロンジチュードとリミテッド、どちらを選ぶべき?

公開 : 2017.11.15 19:25  更新 : 2017.11.15 20:13

コンパス 内装と装備は充実?

外観から想像するとおり、キャビンは実に機能的なデザインに仕上げられている。

今回は新型コンパスのラインナップから、ロンジチュードとリミテッドの両モデルをドライブしてみたが、シートの素材や装備レベルでは若干の差こそあるものの、機能重視のコンセプトでまとめられたキャビンは、居住性においても、また機能性においても、ジープの最新世代モデルであることを主張する、見事な仕上がりだった。

装備面でジープが特に強調するのは、試乗車のロンジチュードとリミテッドでは、いずれも8.4インチサイズの大型モニターを採用する、第4世代の「Uconnectシステム」。画面の視認性や操作性を従来のものから大きく向上させるとともに、Apple CarPlayやGoogle Android Autoに対応。スマートフォンとの連携は、カスタマーには大きなメリットとなるだろう。

最新の安全装備を搭載していることも、新型コンパスでは見逃せないトピックスだ。すべてのモデルで各種エアバッグやエレクトリック・スタビリティ・コントロール・リアパークアシストが標準となるほか、リミテッドではそれに加えてクラッシュミティゲーション付き前面衝突警報、ブラインドスポットモニター、リアクロスパスディテクション、ParlSenseフロント・リアパークアシスト、Parkviewリアバックアップカメラなどの装備が標準で備わる。

SUVとしての機能性の高さは、ラゲッジルームからもそれを感じることができる。リミテッドではリアシートは40:20:40の分割可倒式となり、さらにオプションでラグジュアリーパッケージを選択すれば、デュアルペインパノラミックサンルーフとともに、パワーリフトゲートがセットで装備される。

必要に応じてスペースを拡大できるほか、数センチほどの幅ではあるが、カーゴフロアの高さを調節可能にしていること、そして助手席の座面下にもコンパクトではあるが、収納スペースを設けていることなど、使えば使うほどにSUVとしての魅力が高まる仕組みも、新型コンパスには隠されている。

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