フェラーリ・ポルトフィーノ 軽量化と出力向上するも、グランドツアラーとしては疑問も

公開 : 2018.02.19 11:10  更新 : 2018.02.19 11:33


どんな感じ?

軽量化とパワーアップで得た2.7kg/ps

この全く新しいポルトフィーノは、名前からも明らかなように、輸出に主眼が置かれている。正統的で特徴的なスタイリングは、明らかにカリフォルニアよりもプロポーションで優れ、目を引く仕上がりを得ている。ルーフを上げれば、デイトナの面影すら感じ取ることができる。

美しく彫刻が施されたボディパネルの内面は、カリフォルニアと比較してホワイトボディで35%軽量化され、剛性も高められている。サスペンションは締め上げられ、磁性流体アダプティブダンパーも改良が加えられた。パワーステアリングは油圧から電動に切り替えられ、レスポンスも向上している。

ボンネットの下に収まるのは、吸排気系統の見直しがされた3.9ℓのツインターボV8エンジン。バンク角は90度で、クランクシャフトはフラット(シングル)プレーン化され、その他の改良も加わり、最大出力で38ps上乗せされている。

このポルトフィーノのV8は、近年のエンジンとしては珍しく排気系統がバンクの外側に位置している。そのため、アウディやメルセデス-AMGの「ホットインサイドV」と呼ばれるユニットと比較して、ターボが低い位置の両サイドに取付けられているのが特長。

フェラーリによると、ふたつの方式を試した結果、排気圧を下げられ重心位置も低くなることから、このパッケージがポルトフィーノや488にとってはベストだったと言う。

トルクは0.5kg-mのみの加算となるが、車重で80kgの軽量化を果たしており、新しいアストン マーティンDB11ヴォランテを上回る、2.7kg/psのパワーウエイトレシオを実現している。

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