メルセデス・ベンツCクラス・クーペ/カブリオレ改良新型 ニューヨーク・モーターショー

公開 : 2018.03.22 06:10

ハイブリッドの恩恵 鋭い加速/スムースな回転

C200 EQブースト、およびC200 4MATIC EQブースト(セダン、エステート、クーペ、カブリオレ)に搭載されるハイブリッド・パワートレインには、効率を高めるため、48Vの電気システムが組み合わされる。ベルト駆動のオルタネーターとリチウムイオン・バッテリーを組み合わせることで、ブレーキング時には最大12kWの運動エネルギー回収を行うとともに、エンジンをアイドリングさせてのコースティング機能も装備。

C200 EQブースト・クーペには、9速ATが標準で組み合わされ、マイルドハイブリッド・パワートレインにより、
・0-100km/h加速:7.9秒
・最高速度:240km/h
を可能にしている。ユーロ6d TEMP排出ガス規制に合致していることが確認されているものの、メルセデスでは燃費とCO2排出量の公式数値を未だ公表していない。

C300 EQブースト/C300 4MATIC EQブーストとは?

新型パワートレインはメルセデスのハイブリッドユニットのひとつであり、そのなかには、よりパワフルなターボ付き2.0ℓ4気筒ガソリンエンジンが含まれている。このユニットもEQブーストシステムをベースとしており、未だ正式発表前ではあるが、C300 EQブーストとC300 4MATIC EQブーストに搭載される予定だ。これらのモデルにはセダン、エステート、クーペ、カブリオレがラインナップされ、7月からC200 EQブースト・シリーズとともに発売予定である。

C300 EQブーストの詳細について、メルセデスは明らかにしていないが、内部情報筋がAUTOCARに語ったところでは、ガソリンエンジンが259ps/40.8kg-mを発揮する一方、ベルト駆動のオルタネーターにより16ps/16.3kg-mが追加されるという。

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