M・ベンツGLC F-セル同乗試乗 メルセデス最新の燃料電池モデル 日本導入も

公開 : 2018.03.26 18:40

GLC F-セルとはどんなクルマ?(1)

通常のGLCをベースとした新たな先進のSUVであり、メルセデスが1994年に開始した開発プロジェクトの成果だ。いくつかの国で、リース形式で販売されることになり、200台ほどが生産されたBクラス F-セルに続くモデルとなる。

メルセデスはGLC F-セルについて、FCVを完全に新たなレベルへと進める、トヨタ・ミライのような存在だと話す。GLC F-セルに与えられた秘密兵器とでも呼ぶべき技術は、Bクラス F-セルよりも小型軽量な燃料電池スタックであり、40%の出力アップを実現する一方で、プラチナの使用量を90%削減している。


GLC F-セルの燃料電池ユニットも、より一般的なガソリンやディーゼルエンジンを持つ他のGLCと同じエンジンマウントに搭載される。水素と酸素から作り出した電力は、バッテリーへと送られ、リア駆動のこのモデルのリアアクスル上に設置された電気モーターを駆動させる。

外観上で、このクルマが持つ先進のパワートレインを示すのは、グリルとサイドシルにあしらわれたブルーのハイライトと、専用設計のホイール、それにリアに取り付けられた「F-Cell」のバッジだけだ。

関連テーマ

おすすめ記事

 

メルセデス・ベンツ GLCの人気画像