メルセデス-AMG GT Sに「ロードスター」 GTとGT Cのギャップ埋める

公開 : 2018.05.15 12:30

メルセデス-AMG GT Sにロードスターが加わりました。GTとGT Cのギャップ埋める役割を果たします。522ps、68.2kg-mを発生するV8ターボを搭載し、0-100km/h加速は3.8秒、最高速は307km/hとなります。GT CやGT Rに搭載される四輪操舵システムを選択することも可能。

もくじ

GTとGT Cの中間 C譲りの4WSも
英国での発売は7月以降

GTとGT Cの中間 C譲りの4WSも

メルセデス-AMGはロードスター・ボディのGT Sを発表した。ロードスターのラインナップにあったモデル間のギャップを埋める中堅モデルとなる。

新型GT S ロードスターは522ps、68.2kg-mを発生するV8ターボを搭載し、エントリーレベルのGTロードスター(475ps)とGT Cロードスターの間に位置する。

当然、パフォーマンスも2台の中間だ。0-100km/h加速は3.8秒、最高速は307km/hとなる。

他のGTシリーズと同じく、GT Sは7速デュアルクラッチ・オートマティックを介して後輪のみを駆動する。しかし下級グレードのGTとは異なり、スポーツエグゾーストと電制LSDを標準で搭載するほか、アダプティブダンパーやフロント19インチ、リア20インチのアロイホイールを装着している。

GT SはGT CやGT R(ロードスターには設定されていない)ではなく、GTと駆動系を共有している。しかし、GT CやGT Rに搭載される四輪操舵システムをオプションで選択することも可能だ。

加えて、「AMGダイナミック・プラス・パッケージ」も提供されている。選択すると、サスペンションやアクティブ・エンジンマウントが硬められ、ステアリングもよりクイックになる。また、インテリアもナッパレザーとディナミカを用いたものに変更される。

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