新型アウディA8 31歳のデザイナー語る、デザインの「根拠」 インタビュー

公開 : 2018.09.06 19:20  更新 : 2018.09.07 13:27

アウディA8とアウディA7スポーツバックが日本で発表された昨日、発表会には31歳の若きデザイナーが訪れていました。AUTOCAR JAPANは、インタビューする機会を得ました。一見、きわめてオーソドックスに見えますが、実は多くのこだわりに満ちていることがわかります。

text: Hiroyuki Kondo(近藤浩之) 
 photo:Hiroyuki Kondo(近藤浩之)、AUTOCAR UK

もくじ

最初の仕事がA8
ディテールよりもフィーリング
アウディA8 デザインが完成するまで

最初の仕事がA8

A8&A7スポーツバックの発表会の後、このために来日していたAUDI AGエクステリアデザイナーのアマール・ファヤに短い時間ではあるが、グループインタビューした。

ちなみに、これからディーラーなどで目にすることになるA8のカタログの表紙スケッチは、彼が描いたものだ。

アマール・ファヤは、以前から社外のスタッフとしてアウディのデザインに関わってきたそうだが、約4年半前にアウディに入社。アウディのスタッフとして、最初のエクステリアデザインに関わったのが、今回発表されたA8なのだという。

社内で行われたコンペティションで製作したモデルが評価され、A8のデザインチームの一員となったアマール・ファヤにその時の感想を伺ってみると、「グレイト!!」という一言と、満面の笑みが。

「(社員として)初めての仕事で、素晴らしいプロジェクトに関われました。A8はフラッグシップモデルですし、非常に重要なクルマなのでプロジェクトに参加できてとても嬉しかったですね。プロジェクトの中でも若い(31歳)立場だったので、リーダー達から学んで吸収したいという思いもありました」

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