日産リーフ、バッテリー・リースを開始

公開 : 2013.04.12 10:57  更新 : 2017.06.01 01:51

フェイスリフトを受けた日産リーフのプライスとスペックが発表された。この新しいリーフは、英国のサンダーランド工場で生産されるモデルで、2013年モデルに対し、およそ100以上の変更がなされている。

航続走行距離は、エアロダイナミクスの向上、より効率的なパワートレーンの採用、回生エネルギー・ブレーキの改良などによって、175kmから200kmまで伸ばされている。また、オプションの6.6kwのチャージャーを使用することによって、その充電時間も従来の8時間から4時間に短縮される。

また、日産はスタイリングにも若干手直しを施した結果、ブート・スペースが向上したとしている。加えて、新しいヒート・ポンプの採用によって寒候時の性能を上げ、乗り心地とハンドリングも向上させている。

新しいリーフには3つのトリムが用意される。エントリー・レベルのヴィシア、アセンタ、そしてテクナだ。ヴィシアの価格は、政府による補助金5,000ポンド(77万円)を引いた後の金額が20,990ポンド(321万円)で、アセンタは23,490ポンド(360万円)、テクナは25,490ポンド(390万円)となる。

また、バッテリーをリース契約にすれば、その価格は5,000ポンド(77万円)下がり、ヴィシアでは15,990ポンド(245万円)となる。このリース契約は、3年契約で1年のマイレージが7,500マイル(12,000km)の以下の場合、1ヶ月に付き70ポンド(1万円)となる。契約年数が短くなりマイレージがあがるとリース料金はもちろん高くなり、12ヶ月契約で1年のマイレージが15,000マイル(24,000km)の場合は1ヶ月につき129ポンド(1.98万円)となる。

更にリースでないバッテリーに関しても、5年間の延長保証が付けられるようになった。これは予想されないバッテリー・トラブルに対処する修理・交換を含む。

新しいリーフのセールスは英国では6月からスタートする。

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