アストン マーティン・ラピードの中古車は安い? 故障や維持費は 購入ガイド

公開 : 2019.01.05 10:10

アストン マーティンラピード中古車 購入時の注意点

エンジン

V12エンジンの信頼性は高く、そのほとんどが定期的に大型ディーラーでのサービスを受けている。もし専門家の手が入っているようなら、その評判を確認する必要があるが、将来的なリセールを考えるのであれば、アストンによる完ぺきなメンテナンス記録こそが重要となる。

メンテナンス

1万6100km毎のチェックが必要であり、大型ディーラーでのコストは800ポンド(12万円)ほどとなる。11万3000kmで点火プラグの交換が必要となり、さらに800ポンド(12万円)の費用がかかる。3万2000km毎の交換が必要なエアフィルターの価格は280ポンド(4万2000円)だ。

トランスミッション

ZF製6速オートマティックギアボックス、後期の8速オートマティックギアボックスともに信頼性は高いが、変速時に妙な抵抗を感じたりギクシャクしたりしないかといった点には注意が必要だ。さまざまなモードを選択することでの違いは大きい。

ブレーキとサスペンション

ラピードは車重が重いため、ブレンボ製ブレーキにはハンマーリングが発生しやすい。フロントディスク外周部にはチェックが必要だ。ディスクはパッドとのセットで600ポンド(8万9000円)ほどする。アダプティブダンパーに関しては、オイル漏れに加え、車体が水平を保っているかや、各モードがキチンと作動することを確認する必要がある。

ボディ

完ぺきなチェックが求められる。スチールとアルミニウム接合部でのガルバニック腐食はほとんど発生しないが、皆無というわけではない。

インテリア

いうまでもなく、すべてのスイッチが機能していることを確認する必要がある。パワーウインドウの配線スペースに水が浸入することで故障の原因になるため、上下動がスムースかを確認しておいたほうが良いだろう。

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