将来は名作クラシック? 今、買い時 値上がりの可能性があるクルマ16選

公開 : 2018.12.02 07:40

5000~1万ポンド(75万円~150万円)クラス

BMW Z4クーペ(2006-2009)

なぜロードスターよりもクーペのほうが魅力的というのかふしぎに思われるかもしれない。それは、希少性(全Z4中クーペはわずか9%だ)とスーパーカーの縮小版のような流麗なファストバックのスタイルが大きいからだといえる。特に斜め後ろから見ると、現代のBMWに共通する美しさの要素が備わることがわかる。

Z4クーペは程度極上のクルマでも1万5000ポンド(220万円)くらいだ。だが、馬力てんこ盛りのMバージョンでなく3.0siはどうだろう? たしかにZ4Mより76ps劣るが、6000ポンド(90万円)から見つかると聞いたらグラッとこないだろうか。低走行車なら8000ポンド(117万円)は見ておこう。そうそう、室内は笑ってしまうほど狭いので、身体がおさまるか確認をお忘れなく。

ルノー・アヴァンタイム(2001-2003)

奇妙奇天烈なクルマをつくっては毅然として送りだすことにかけて、ルノーに並ぶものはそういないだろう。少なくとも15~20年くらい前までは、開発担当者が(たぶん赤ワインで酔っ払いながら)思いついた突飛なコンセプトカーをそのまま生産車にしてしまうような会社だったのだ。

クリオV6、ヴェルサティス、そしてこのSUVもどきのアヴァンタイムなど、世に出る前にどこかでお蔵入りにされてもおかしくなかったクルマばかりだ。そのアヴァンタイムは今、そこそこの程度のものが6000ポンド(90万円)くらいで買える。

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