ルノーの日本販売、ゴーン・ショックの影響は? 「2018年11月に売れたインポートカー」

2018.12.07

2018年11月「インポートカー」新規登録ランキング

M・ベンツ 45カ月連続で首位

外国メーカー車の11月のブランド別成績では、前年同月比0.7%増の5451台の新規登録を達成したメルセデス・ベンツが45カ月連続でのトップにつく。続く第2位には、同3.4%増の4380台を成し遂げたフォルクスワーゲンが3カ月ぶりにランクイン。

前月第2位のBMWは、同6.0%減の4253台で第3位に陥落した。また、第4位には同5.9%減ながら2173台を登録したBMWミニが前月と同様に位置。ドイツ4強の一角であるアウディは、同27.7%減の1728台にとどまって第5位(日本メーカー車を含めると第6位)に甘んじた。

トップ5以外では、精力的な販売戦略を展開する中堅ブランドの健闘が光った。ボルボが前年同月比31.5%増(1645台)、ジープが同24.2%増(985台)、プジョーが同3.4%増(784台)、ルノーが同10.4%増(586台)、ランドローバーが同26.6%増(367台)、ジャガーが同73.8%増(252台)、アバルトが同2.1%増(145台)、DSが同19.3%増(68台)の好セールスを達成する。

また、高級スポーツカーブランドの好調さも顕著で、フェラーリが同13.0%増(61台)、ランボルギーニが同15.2%増(38台)、マクラーレンが同25.0%増(15台)を記録。さらに、高級車ブランドのベントレーが同78.9%増(68台)、ロールス・ロイスが同47.1%増(25台)、BMWアルピナが同43.8%増(23台)の好成績を成し遂げた。高所得者層のクルマに対する消費意欲は、依然として健在のようである。

車名別インポートカー新規登録台数 (1月からの累計台数順)

日本自動車輸入組合 乗用車、貨物、バス合計(カッコ内は前年比)

1位 メルセデス・ベンツ 5451台 (100.7%)
2位 フォルクスワーゲン 4380台 (103.4%)
3位 BMW 4253台 (94.0%)
4位 アウディ 1728台 (72.3%)
5位 BMWミニ 2173台 (94.1%)
6位 トヨタ 1908台 (108.2%)
7位 ボルボ 1645台 (131.5%)
8位 ホンダ 1100台 (181.8%)
9位 日産 843台 (130.9%)
10位 ジープ 985台 (124.2%)

11位 プジョー 784台 (103.4%)
12位 ルノー 586台 (110.4%)
13位 ポルシェ 549台 (84.5%)
14位 フィアット 490台 (94.4%)
15位 スズキ 257台 (60.5%)
16位 ランドローバー 367台 (126.6%)
17位 シトロエン 240台 (71.6%)
18位 三菱 193台 (63.5%)
19位 ジャガー 252台 (173.8%)
20位 アルファ・ロメオ 179台 (53.8%)

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