新型メルセデス・ベンツCLAを目撃 AMG 45は422psか

公開 : 2019.01.08 11:10

サイズは拡大 後席の快適性が向上

CLAは最近公開されたAクラスセダンに続き、メルセデスが送り出す強力なコンパクトモデルのうち、ふたつ目の4ドアモデルだ。新しいCLAはサイズが拡大し、今ではBMW 4シリーズグランクーペよりも大きい。発表までは具体的なサイズは公開されないが、メルセデスの広報によれば、全長4549mmのAクラスセダンよりも大型だという。

内部コードのC118で呼ばれていた頃に、本誌では試乗が許可された。延長された全長は主にホイールベースの拡張に使われており、リアのドアの拡大により乗降性が向上。足元空間が拡大したことで、パッケージングの質が高まっていた。

初代CLAと同じく、クーペのような大きく弧を描いたルーフラインと短いトランクリッドが特徴的。すべてが判明しているわけではないものの、目撃写真から新型CLAの特徴が見て取れる。

フロントは大きく絞り込まれ、ユニークな特徴のヘッドライトを持つほか、3つに分かれたグラスハウスは太いBピラーとCピラーで区切られている。

空力面での改善も行われている。底面はほとんどフラットになり、ディフューザーのような役割を果たす数多くの部品が、高速域では空気の流れを整える。メルセデス・ベンツは詳細を明らかにしていないが、先代の0.22に近い驚異的なCd値を実現しているものと思われる。

新しいルックスは「官能的な純粋さ」と呼ばれるデザイン哲学に基づいて進化している。先代の引き締まってエッジの効いたラインではなく、滑らかで豊かな形状になった。狙いはCLSEクラスのように、Aクラスとの差別化を図ることのようだ。

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