世界のメーカー 起源となったクルマたち 後編

公開 : 2019.01.27 17:10  更新 : 2019.05.04 13:03

ランボルギーニ(1963年)

ランボルギーニは1963年、350GTVを発表した。3.5ℓV12を搭載し365psを発揮したが、この同社初の公道向けの量産車は失敗に終わり、設計からすべてをやり直さざるを得なくなった。

350GTVが失敗に終わり、次に発表したのが350GTだ。2シーターのGTカーで、ミウラにも搭載されたV12をフロントに搭載していた。ただし、350GTのエンジンが3.5ℓであるのに対し、ミウラのエンジンは4.0ℓだった。1966年までに120台が製造された。

その後クライスラーに買収されたが、1998年にはフォルクスワーゲンの手に渡った。今日では、ランボルギーニはパフォーマンススポーツカーの分野で、フェラーリと真っ向から対峙するメーカーになっている。

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