レクサスGS-F、市販を検討
公開 : 2012.03.27 11:08 更新 : 2017.06.01 00:55
レクサスはBMW M5とメルセデス・ベンツE63AMGに対抗するために、高性能なスーパー・サルーン、GS-Fを市販することを計画している。
ただし、プロダクション・プランニング・チーフのカール・シュリットは、発売されるのが愉しみとはいうものの、トヨタの経営陣がまだ発売を承認していないということをAutocarの取材に対して認めた。
トヨタは既にスーパカーLFAでV10エンジンを持っているし、IS-Fスポーツサルーンおよびスポーティなトリムを持つFスポーツにはV8エンジンを持っている。それらエンジンを使えば素晴らしいドライビング・ダイナミクスを新しいGS-Fに与えることが可能だ。
「GS-Fを頂点にして、確実なパフォーマンス・モデルのピラミッドを成すことができる」とシュリットは言う。もし承認されるのであれば、GS-Fは徹底した高いポテンシャルを秘めたグランド・ツアラーとして登場することになるだろうと。
GS-Fのパワートレインの詳細は明かされなかったが、LFA用の4.8リッターV10である可能性もあると情報筋は仄めかした。その場合、ローエンドのトルクを厚くすることによって4.6リッターで450bhpを発揮するように手直しされるだろうと。
新しいGSが新しいISのドライビング・ダイナミクスとルックスをインスパイアことになるだろうとシュリットは明らかにした。「新しいGSが新しいISをリードすることになる。」と彼はコメントしている。レクサスの安全ではあるけれどなんの変哲もないクルマというイメージを払拭するための存在であると長い間噂されていた。