改良新型フォルクスワーゲン・パサート セダン/ワゴン発表 ジュネーブでお披露目

公開 : 2019.02.07 12:20  更新 : 2019.02.28 20:20

改良新型フォルクスワーゲン・パサートが、発表されました。208km/hまでクルマが操舵をする部分自動運転機能「トラベルアシスト」が注目ポイントです。

パサート改良新型 3月に実車公開

フォルクスワーゲンが、改良新型のパサートを発表した。セダン、ワゴンともに一般公開は3月のジュネーブ・モーターショーで行う。

1973年の登場以来、累計販売台数3000万台に迫るモデルとあって、変更は控えめだ。バンパーとライトの意匠が変わり、LEDライトが標準装備となった。また、ホイールのデザインが変わり、外装色の選択肢が増えている。

一番の注目点は、運転支援機能とコネクティビティのアップグレードである。フォルクスワーゲン・ブランドとして初の高速走行における部分自動運転機能を搭載。208km/hまでならクルマが自動で操舵を行う「トラベルアシスト」は、現行のトラフィック・ジャムアシスト(40km/hまで対応)から大きな進歩を遂げている。また合流やコーナー、制限速度に応じて走行するスマート・アダプティブ・クルーズ・コントロールと連動して機能することができる。

また、常時通信型の新型インフォテインメント・システム「MIB3」、デジタルメーターのオプション設定、アップルカープレイの搭載を行い、フォルクスワーゲンがスマートフォンをキーデバイスにしていることをうかがわせる。

予想されるパワートレインについてもレポートしておこう。

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