番外編：一人二役

ボルボに新たなデザインをもたらした功績によって、トーマス・インゲンラースは、2021年に3つの新型モデル発売を予定しているスポーティなEVブランド、ポールスターのCEOに任命されている。

現在、インゲンラースはその時間の大半をポールスターの立上げと運営に費やしており、さらにその動きを加速させるべく、昨年後半にはスウェーデンに独立のオフィスがオープンしている。

彼にとって、ボルボでの重要な会議は、翌週開催されるすべての重要なエンジニアリングに関するミーティングに先行して、デザイン面における「緊急課題」を議論するため、ページとミッソーニも出席して行われているものだ。

いまのところ、ポールスターはボルボとデザインを共有しているが、インゲンラースによれば、6年以内には、独自デザインを持つに相応しいラインナップになるだろうとのことだ。

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