プジョーのボス、インタビュー 日本/イギリスで見たアンパラトCEO

2019.03.31


プジョーを表現する208と508 PSE

反面、アンパラトが気を揉んでいるのが、英国など一部の地域でプジョーのブランドイメージがなかなか上向かないこと。フランスやスペインでは、ライバルはアウディとなっているものの、他では異なる。しかし新しい208が登場することで、それも改善すると考えている。かつての205のように。「英国のプジョー好きは、205や206などプジョーの2シリーズのことを良く話題にしています。過去35年の間に1800万台をわれわれは製造してきました。堅調な残存価値が維持できる限り、英国でビジネスを展開する、かなり強い武器を持っていると考えています」

「わたしは、この新しい208がプジョーの価値を表していることを広く知って欲しいと願っています。かつての205が忘れられない、と話しているような顧客に新しいプジョーをアピールして、プジョーに戻ってきて欲しいのです。ディーラーで試乗したら、きっと欲しくなるはずです」 と熱く説明する。

また508プジョースポーツ・エンジニアード(PSE)による、高性能コンセプトカーについても、その重要性を説いた。プラグインハイブリッドを搭載し、400ps以上を誇るスーパーサルーンで、来年、2020年の量産を目指している。彼のモータースポーツに対する造詣を示す新しい開発プログラムだといえ、508の量産化がうまくいけば、このようなハイパフォーマンス・モデルに対する予算は、今後3年間で増やされていくはず。

おそらく、508 PSEが3000台程度売れれば、2〜3年の内に同様なクリーンなハイパフォーマンス・モデルが追加されるだろう。既存のボディを流用することになると思うが、需要があると判断すれば、より冒険的なモデルの可能性も出てくる。206CCやRCZのような特別なボディを持ったクルマの可能性も、アンパラトはイメージしているようだ。「どんなクルマでも想像できる可能性があります」

 

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