小さくても魅力的 小排気量車カウントダウン 後編 ホンダN360にBMWイセッタ

2019.03.31

サマリー

環境負荷の軽減のためクルマの排気量が小さくなる傾向にある現在ですが、小排気量モデルは昔から庶民の味方でした。初めてのクルマは軽自動車という読者も多いのでは。自動車史に残る小さなクルマを振り返ります。後編では375ccの2CVからギネスに残る49ccのP50までです。

シトロエン2CV:375cc

第二次世界大戦前に計画が立ち上がっていたシトロエン2CVは、戦後の1948年にデビューすると、フランスではヒットモデルとなった。375ccの空冷水平対向2気筒エンジンは9psしか生み出せず、クルマとして充分な仕事を発揮することは難しかったが、市民には受け入れられたのだ。その後1954年に12psの425ccユニットも登場するが、大人4人を引っ張るにはまだ力不足は否めなかった。

パワフルではなかった2CVだが、エンジンはシンプルで賢い設計が特徴。空冷だったためメンテナンスの手数も少なく、ユニット自体も大人一人で持ち上げられるほど軽量だった。この軽さが功を奏し、レースに出場していた2CVのエンジン交換が10分もかからず終わったという逸話は、有名な話だ。

 

人気記事