ガルウイングモデル17選 何台知っている? つねに注目のまと 後編

公開 : 2019.05.05 18:50

クワントF(2015年)

ナノフローセルが送り出したクワントFには数多くの議論の余地があるが、なかでも、なぜこのリヒテンシュタインの自動車メーカーは、こんなガルウイングを考え付いたのだろう?

同社のe-スポーツリムジンをベースに、4つのシートを備えたこのスポーツカーで、4人すべてに十分な乗降空間を確保するには、非常に長いガルウイングドアが必要だったのだ。

クワントFでは、ボディシェル同様、ドアもカーボンファイバー製となるが、これは出来る限りの軽量化を行うとともに、そのサイズ故の操作性の悪さを解消するためでもあった。

このクルマのガルウイングドアは、2種類の電解液によって発電を行うフローセルバッテリー技術から得られた電力での開閉も可能となっている。

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