ガルウイングモデル17選 何台知っている? つねに注目のまと 後編

公開 : 2019.05.05 18:50

イズデラ・コメンダトーレ(1993年)

ガルウイング式のドアとトランクフードを同時に採用してはいけないのだろうか? この問いへの回答がイズデラ・コメンダトーレ112iだ。

大きく分厚いリフトアップ式ドアがキャビンへの良好なアクセス性を確保する一方、センターヒンジ式のふたつの巨大なフードによって、AMGがチューンした6.0ℓV12エンジンのメンテナンスも容易だった。

エバーヘルド・シュルツと彼のチームが創り出したこのモデルは、メルセデスとの協業のもとで設計と生産が行われている。

直接的な繋がりはないものの、イズデラとメルセデスのCLK GTRとの間には、エンジンやガルウイング式ドアといった共通点が存在しているが、わずか2台しか生産されなかったイズデラのほうが、はるかに希少なモデルと言える。

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