アンチSUV派に捧ぐ 新車のSUV価格で買える、魅惑の中古車 18選

2019.05.12

スーパーサルーン

ベントレー・ターボR


1万6000ポンド(230万円)も支払って、1990年代生まれのベントレーを買うなど、正気の沙汰ではなく、家族や友人からは気は確かかと疑われるに違いない。

だが、自らが所有するベントレーに乗って街を流してみても、このクルマの値段がセアト・アローナ以下だったことを知るのは、ドライバー以外にはほとんどいないのだから、絶え間ない故障とその法外な修理コスト、さらには、莫大なガソリン代に苦しんだとしても、最高の瞬間というものを味わうことができるかも知れない。

そして、ふたたび故障に見舞われ、ありきたりなセアトを購入しようと考えるハメになるのだ。
見つけた車両:1991年式ターボR、7万7000km、1万5695ポンド(226万円)

ジャガーXFR


10年前のデビュー当時、XFRはジャガーからのある種の声明として、新世代のジャガーの実力を示すとともに、次世代モデルがどのようなクルマになるかを予告する存在だった。

XFR以前にも俊足を誇るジャガー製サルーンは存在したが、このクルマほどの速さと機敏さを備えてはおらず、さらに、このクルマでは容易にその実力を発揮することが出来るとともに、高い洗練性をも感じさせた。

500ps以上を発揮するスーパーチャージャー付V8エンジンを積んで、驚くべき速さを見せるとともに、その非常にモダンなキャビンは、このクルマが登場する前年まで購入することのできた、かつてのジャガーからは飛躍的な進化を遂げていた。
見つけた車両:2009年式XFR、11万3000km、1万3995ポンド(202万円)

マセラティ・クアトロポルテ


より速く、よりスポーティなサルーンというものはあっても、この5代目クアトロポルテほどのスタイリッシュさを備えたモデルなど、他にはほとんど存在しない。

生真面目で堅苦しいドイツのライバルたちに比べ、このクルマは魅惑的かつ個性的(その大半はこのクルマが搭載する約400psを発揮する自然吸気V8エンジンにある)な印象を与えることに成功しており、極端に長いボディと狭いリアスペースの組み合わせによって、ルックスは見事だったが、期待するような、滑らかな走りを見せてくれることはなかった。

それでも、これほどの優雅さを誇るクルマが手に入るのであれば、1万2000ポンド(173万円)という価格など問題ではないだろう。
見つけた車両:2005年式クアトロポルテ、8万km、1万1950ポンド(172万円)

 

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