ジャガー最上級サルーンXJ、現行型は7月生産終了 次期型はEVに XJの名を継承

公開 : 2019.06.04 11:30

2009年から生産されてきた現行モデルのXJがついに生産終了となります。電気自動車となる次期型モデルにも、どうやらXJの名前が受け継がれる見込みです。直接的なライバルはSクラスや7シリーズよりも、ポルシェ・タイカンになりそうです。

もくじ

内燃エンジン搭載のXJは8代目で終了
9代目はフラッグシップの電動サルーンに

内燃エンジン搭載のXJは8代目で終了

ジャガーは間もなくXJサルーンの生産を終了する。来年には新しい電動サルーンに代替わりするからだ。

8代目の、そして最後のXJは、7月5日にキャッスル・ブロムウィチの生産ラインを離れる予定だ。ジャガーはXJの発売以来、これまで12万台以上を生産してきた。

2009年7月にX351型が発表されてからちょうど10年。現行型XJは英国で販売されているモデルの中で最も旧い1台になった。

モデル中期の2015年に施されたフェイスリフトではエクステリアに控えめな変更が加えられ、アップグレードしたメディア・システムが搭載された。

2018年、ジャガーはXJの50周年を記念して、XJ50と名付けられたスペシャル・エディションを発表。これは標準とロングホイールベースの両方に設定された。

最高出力300psの3.0ℓV6ディーゼルターボを搭載し、0-100km/h加速は6.2秒だった。

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