1.2ℓNA4気筒グレードを試乗評価 スズキ・スイフト 手ごろなドライビングファン

公開 : 2019.07.03 10:10

どんな感じ?

小さなマスが生むコーナリング性能

スズキ・スイフトといえば先代からドライビングファンなクルマなことで定評がある。軽量で過度に熱くなりすぎない、程良さが魅力で、それはアティテュードでも変わらない。しかし、シャシーやサスペンション、ステアリングレシオなどのメカニカル部分では変更も加えられていないから、当然ながら新しい驚きがあるわけでもない。

ステアリングは程よい軽さがあり、特にコミュニケーション性が優れているわけではないものの、レスポンスはいい。ステアリングを切るほどに、心地よくフロントタイヤが進路を変えていく。短いホイールベースに軽量な車重が組み合わさり、単に俊敏性で優れているだけでなく、思わず走りに夢中になれる素質を持っている。

小さなマスのおかげで、コーナリング性能はとても高い。コーナーを回り込んでいく中で、最後の切り増しも受け入れてくれるし、積極的にクイックなステアリング操作を加えても、しっぺ返しを食らう不安も少ない。運転スタイルには好みがあるとは思うが、楽しいと感じられるものだと思う。

ただし、アティテュードはホットハッチではない。限界領域の高さや、磨き込まれたダイナミクス性能とう点では、フォード・フィエスタには及ばないことは確か。しかし、ずっと手軽に郊外のカーブが続く道を飛ばして走る楽しさを味わえるコンパクトカーであることは間違いない。

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