日産GT-Rニスモ/トラック・エディション 2020年モデルの変更点一覧/価格

公開 : 2019.07.24 15:23  更新 : 2021.03.05 18:51

ブレーキ/タイヤも軽量&アップデート

新たに開発した世界最大級のサイズを誇る超高性能のカーボンセラミックブレーキは、世界トップクラスの制動性能はもちろん、サーキットにおける高Gでの効きの良さと、一般道などでの低Gでのコントロール性の両立をめざした。

ブレーキローターの大径化に合わせて、ピストン配列を最適化した専用の高剛性キャリパーと、新しい摩擦材のブレーキパッドを開発し、高負荷状況だけでなく、日常的な使用においても制動力と優れたコントロール性を実現したという。

この新開発のカーボンセラミックブレーキと、カーボン製の外装部品やレカロシートなどを合わせて、合計で約30kgの軽量化となる。

車両の軽量化、空力性能の向上に加え、9本スポークが特徴の軽量かつ高剛性な鍛造アルミホイールと、新開発のハイグリップゴムを採用すると共に、走行中の接地面積を最大化したハイグリップタイヤを新たに開発。

さらに、これに伴い電子制御サスペンションのセッティングも施した。軽量化したブレーキと相まって、ばね下重量を大幅に削減した。

高車速域においてもステアリングの修正は最小減に抑えられるといい、コーナリング時の旋回Gが向上、より速いコーナリングが実現したと日産はアピールする。

日産GT-Rニスモ2020年モデルの価格は2420万円。

トラック・エディションの変更点/価格

日産GT-Rトラック・エディション・エンジニアードbyニスモ2020年モデルについて、日産は、以下のとおり説明する。

「日産ワークスであるNISMOが、最先端のレーシングフィールドで鍛え上げたテクノロジーを惜しみなく投入し、GT-Rほぼそのままのフォルムに、GT-R NISMOの足回りとボディ剛性を融合しました」

2020年モデルでは、新開発のハイグリップタイヤに専用レイズ製アルミ鍛造ホイールを採用。さらに、専用カーボン製セラミックブレーキ、ボディ剛性を高める専用カーボンルーフ、新構造の専用レカロ製シートもオプション設定した。

「レースで鍛え上げた、ピュアなパフォーマンスを体現したモデルになっています」と日産はアピールする。

日産GT-Rトラック・エディション・エンジニアードbyニスモ2020年モデルの価格は、1463万6600円。

関連テーマ

おすすめ記事

 

日産 GT-Rの人気画像