8月の日本車、新車販売がプラス 消費税アップ前の駆け込み需要?

公開 : 2019.09.16 07:50

シエンタRAV4好調

以降は登録車がずらりと並び、第6位には同57.9%増の8745台でトヨタ・シエンタが、第7位には同9.4%増の8176台でトヨタ・プリウスが、第8位には同21.3%増の7714台で日産セレナが、第9位には同27.6%減の7709台で日産ノートが、第10位には同17.3%減の7484台でトヨタ・アクアが入った。

トップ10を一覧すると、登録車が5車種で、残り5車種が軽自動車。この比率になるのは、3か月連続である。

登録車に絞ると9位に入ったRAV4。他のSUV勢を大きく引き離す
登録車に絞ると9位に入ったRAV4。他のSUV勢を大きく引き離す

話題のニューモデルの販売成績を見ていこう。4月にフル・モデルチェンジしたトヨタRAV4は月販目標の3000台を大きく上回る6277台を販売して第17位に、5月にアクセラから実質的な移行を果たしたマツダ3は3916台の販売を記録して第25位に、3月に新型へと移行した三菱eKは前年同月比39.3%増の3822台で第26位につけた。

5月にマイナーチェンジを図ったホンダ・シャトルは同278.4%増の3016台で第34位に、7月末に特別仕様車のVSシリーズを追加したダイハツ・キャストは同20.1%増の2756台で第38位に位置。

また、生産体制を再構築中の新型スズキジムニーは同1.2%増(1916台)とプラスに転じて第46位に、2月に大がかりな商品改良を行った三菱デリカD:5は同37.7%増(1115台)で第58位に、6月に改良モデルを発売したスバルWRXは同72.7%増の663台で第65位にランクインする。

なお、3月に一部改良を実施したトヨタ・ジャパンタクシーは同13.3%増の692台、昨年7月にデビューした新型軽バンのホンダNバンは月販計画3000台を上回る3154台の販売台数を達成した。

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