【家族との再会】初代メルセデス・ベンツAクラス(W168型) ふたたびの邂逅 後編

公開 : 2020.03.18 14:20  更新 : 2020.03.18 15:44

番外編1:ご予算別 初代Aクラス(W168)のユーズドモデル

2000ポンド(27万7000円)

間違いなく最高のコンディションの1台を手に入れることが出来る。

完ぺきなメンテナンス履歴を備えた、低走行のまるで新車のようなAクラスだ。

言われているよりもキャビンの組立品質は高いとフランケルは言う。
言われているよりもキャビンの組立品質は高いとフランケルは言う。

フォード・フィエスタよりも全長の短いロングホイールベース版は、十分探し出すだけの価値があるモデルだ。

1000ポンド(13万8000円)

1000ポンドでも数多くの低走行車両を見つけ出すことが出来る。

だが、錆の兆候には注意が必要だ。W168世代のAクラスは、後から登場したメルセデス製モデルほど錆には強くない。

リコール作業が行われていることと、インテリアパーツがあまりダメージを受けていないことを確認しよう。

500ポンド(6万9000円)

例え500ポンドでも、完ぺきに実用に耐えることが出来、しかも後期モデルのAクラスを手に入れることが可能だ。

おそらくは過走行で、特にキャビンを中心に見た目もボロボロの車両だろうが、メンテナンスさえしっかり行われていれば、依然としてバーゲンであることに間違いはない。

番外編:偉大なスモールカー

シトロエン2CV(1949年)

70年以上も前に登場したにもかかわらず、低重心の水平対向エンジンにマクラーレンのような連結式サスペンションを組み合わせ、わずか数秒で取外し可能なシートまで備えていた。

見た目よりもはるかに見事な中味を持つモデルだった。

フィアット600ムルティプラ(1956年)

BMCミニ(1959年)
BMCミニ(1959年)

Aクラスのことをスペース効率の高いモデルだとお思いだろうか?

初代ムルティプラはさらに短いボディに、最大6人を収容することができたこのクルマだが、その代わりにラゲッジスペースが犠牲となっていた。

さらに、事故にあってはひとたまりもないだろう…。

BMCミニ(1959年)

横置きエンジンとラバースプリング、シングルスキンのドア、外部ヒンジ、さらにはボディ外側に露出した溶接線など、すべてがミニをパッケージングの奇跡にしている。

合理的な設計が生み出した傑作だ。

ヒルマン・インプ(1963年)

インプはイノベーションの塊だった。

英国初のRRモデルであるだけでなく、独立懸架式サスペンションとすべてのギアにシンクロメッシュまで備えてもいたのだ。

設計は最高だったが、残念ながら組立品質が追い付いていなかった。

アウディA2(1999年)

アウディはオールアルミニウムの量産モデルを創り出そうという妄想に取りつかれていたに違いないが、その結果生み出されたのが、現行スマート・フォーツーよりも軽量な車重900kg以下の広々とした5ドアハッチバックモデルだった。

コストの掛かった見事な失敗作だ。

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