マセラティ、開発中の新型スーパーカーに「MT搭載」を明言 630ps超のネットゥーノV6をマニュアルで操る限定モデル
公開 : 2026.06.22 17:05
マセラティは現在開発中の限定生産のスーパーカーにマニュアル・トランスミッションを搭載することを明らかにしました。「ボッテガ・フオリセリエ」の責任者は、MTとガソリンエンジンが必須だと述べています。
MTとガソリンエンジンが必要
マセラティは、マニュアル・トランスミッションを搭載した限定生産のスーパーカーの開発を進めていることを明らかにした。
アルファ・ロメオ33ストラダーレを手掛けたビスポーク部門「ボッテガ・フオリセリエ」の責任者、クリスティアーノ・フィオリオ氏は記者団に対し、次のように語った。

「当部門(ボッテガ・フオリセリエ)のお客様の約50%が、マニュアル・トランスミッションとガソリンエンジンを求めています。彼らはレトロ志向のお客様だと言えるでしょう」
「マセラティ向けのボッテガの新しいプログラムを発表できる日が、近い将来訪れることを願っています」
「答えはイエスです。ボッテガの製品ラインナップには、マニュアル・トランスミッションも用意する必要があると考えています」
AUTOCARでは以前、マセラティの新型フラッグシップモデルが、2004年に発売された『MC12』以来、最も高級かつパワフルな内燃機関車になるという趣旨の記事を掲載した。同車は『グラントゥーリズモ』をベースとし、アルファ・ロメオにも同等のモデルが登場する見込みだった。
アルファ・ロメオとの協力に前向き
昨年AUTOCARの取材に応じた、マセラティとアルファ・ロメオのCEOを務めるサント・フィチリ氏は、「マセラティの全ラインナップにおいて、製品のカスタマイズの可能性は無限大です。アルファ・ロメオも視野に入れつつ、かつて行ったような取り組みを再び行いたい」と語った。
フィチリ氏は両社間の過去の協業に言及し、アルファ・ロメオ8Cコンペティツィオーネが前世代のマセラティ・グラントゥーリズモをベースとしており、同車と並行してマセラティのモデナ工場で生産されたことを強調した。同工場では、スポーツクーペの4Cも生産されていた。

さらに最近では、アルファ・ロメオが33ストラダーレのベースとなるプラットフォームにおいてマセラティに協力を仰いだ。同車は、ミドシップレイアウトの『MC20』(現在は『MCプーラ』に名称変更)と、基本となるモノコックシャシーおよびツインターボチャージャー付き3.0L V6エンジンを共有している。
フィチリ氏は限定生産のスーパーカーにおける新たな協業について、前向きな姿勢を示している。
「4Cや8Cもモデナで生産したのだから、できないことはありません。『数台限定』のマセラティを作ることも考えられます。この2つのブランドの歴史を振り返れば、33ストラダーレのような素晴らしいクルマがあります。わたし達はそのようなクルマを生み出すことができるのです」
























