フランクフルト・モーターショー:スコダ・ラピッド・スペースバック

公開 : 2013.09.10 17:45  更新 : 2017.06.01 02:15

スコダ・ラピッド・スペースバックがフランクフルト・モーターショーで公開された。

ラピッドの2つめのボディ・バリエーションとなるモデルで、イエティのフェイスリフトの直前、今年の終わりから生産が予定されている。また、スコダは、レンジローバー・イヴォークにインスピレーションを受けた7シーターのSUVも計画しているという。この新しいSUVは、フォルクスワーゲン・グループのMQBプラットフォームをベースとした中でも最も大きなモデルとなるもので、開発は進行しているという。しかし、このSUVのスポーティなバージョンはその構想から外されている。7シーターSUVは、スパーブに変わるもので、ネーミングはそのスパーブを使うものと思われる。

スコダは来年、ファビアもフルモデルチェンジする。モデル末期にもかかわらず、ファビアは今年英国で最も販売されたスコダだ。今年の前半だけでも、11,657台の販売を記録しており、それはオクタビアの5,384台の倍以上にあたる。新しいファビアはMQBプラットフォームの最も小さいバージョンがベースとなり、そのサイズが現行モデルよりも大きくなることが決定している。

さて、ラピッド・スペースバックは、Bピラーから後ろが一新されたモデルだ。標準的なハッチバックと同じ2602mmのホイールベースを持つが、その全長は180mm短い。ブート・スペースも550ℓから415ℓに縮小されている。しかし、パッセンジャー・スペースはクラス最大を維持しているという。

スコダは、より若いユーザーを狙ってカスタム・オプションを多数用意している。それは、着色ガラスのフルレングスのガラス・ルーフも含む。

エンジンは、74bhp、84bhp、104bhpを発揮する1.2ℓTSIと、120bhpの1.4ℓTSIがラインナップされる。また、ディーゼル・ユニットは、88bhpのパワーを持ち99g/kmのCO2排出量と26.3km/ℓの燃費を持つグリーンラインが用意される。

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