【2020年版】AUTOCAR英編集部が選ぶ「いま新車で買えるクルマ」ベスト50 後編

公開 : 2020.07.19 08:50

敢闘賞 – 惜しくも50位以内に入らなかったクルマ

今回のような企画は、まず膨大な数のクルマの名前を挙げ、それらを対等に議論にかけながら、慎重に吟味を重ねて候補車を減らしていく。中には審査員が断腸の思いで外していったクルマもある。

以下に車名を挙げるのは、何らかの理由で現時点では惜しくも選外とされたクルマだ。

テスラ・モデル3
テスラモデル3

アルファ・ロメオ・ステルヴィオQV
アウディR8
アウディTT S
BMW i3
クプラアテカ
フェラーリポルトフィーノ
ジャガーFペイスSVR
ジャガーIペイス
ジャガーXE
キア・スティンガーGT S
ランボルギーニウラカン・エボ
ランボルギーニ・ウルス
メルセデスAMG GT R Pro
レンジローバー・ヴェラール
ルノーメガーヌRS
テスラ・モデル3

番外編:印象に残る最高のドライバーズカーと最も落胆させられたクルマ 1

印象に残る最高のドライバーズカー

マクラーレン12C

2011年から現在までの間に、大きく進歩したことは分かっている。しかし、わたしにとってマクラーレンの素晴らしさは、すべて12Cにすでに備わっていた。

莫大なパワー、強力なグリップ、優れたステアリング、驚異的なブレーキ、そしてそれらすべてを発揮できる車体のコンパクトさ。12Cは歴史に刻まれる最高のドライバーズカーと言えるだろう。

最も落胆させられたクルマ

フェラーリ348

マクラーレン12C
マクラーレン12C

多くの人がこのフェラーリに期待した。そして(エンジンなど)部分的には素晴らしい点もあった。しかし、シャシーに継ぎ目を持つ構造には重大な問題があった。運転にどれほど自信を持っていても、それを上回る恐怖でドライバーの心は埋め尽くされる。

Steve Cropley(スティーブ・クロップリー)

番外編:印象に残る最高のドライバーズカーと最も落胆させられたクルマ 2

印象に残る最高のドライバーズカー

フェラーリF40

おそらくマラネロは、もはやゾクゾクする自然吸気V8ミドエンジンのスペシャルなスーパーカーを超えるクルマを作ることはないだろう。

なぜなら、これほどシャシーの能力をすべて使い切るために必要とする完璧にリニアなレスポンスを実現できるターボ・エンジンはないからだ。

フェラーリF40
フェラーリF40

わたしはかつて、ある晴れた日にカースルクームでF40を運転したことがある。忘れられない思い出だ。

最も落胆させられたクルマ

アルファ・ロメオ147GTA

147GTAは私がほとんど初めて運転したホットハッチの1つだった。当時、旧いクルマは人気がなく、その一方で旧いアルファは半ば誇張するように賛美されていた。

147GTAのエンジンは強力だったが、シャシーとステアリングはそのエンジンを正当化するに至らなかった。21歳の若者には不満だったのだ。

Matt Saunders(マット・サンダース)

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