【電動化、始まる】マセラティ・ギブリ・ハイブリッド 2L直4+マイルドHV ディーゼル比で80kg減量

公開 : 2020.07.16 21:52  更新 : 2020.07.16 22:37

マセラティが「ギブリ・ハイブリッド」を世界初公開。ブランドとして初のマイルド・ハイブリッド車となります。「ガソリン仕様より速く、ディーゼルよりグリーン」。サウンドにもこだわった新型をご紹介します。

ギブリの新型モデル スペック判明

イタリアの高級車ブランド、マセラティに電動化の時代がやって来た。中型セダンの「ギブリ」にマイルド・ハイブリッド車が登場したのだ。

今後、現行型のV6ディーゼル仕様に置き換わっていくモデルとされている。

マセラティ・ギブリ・ハイブリッド
マセラティ・ギブリ・ハイブリッド

ギブリ・ハイブリッドは、2.0L直4ガソリン・ユニットと48Vマイルド・ハイブリッドというパッケージを採用。

システムとしての最高出力は330ps、最大トルクは45.9kg-mを発揮する。

最高出力:330ps/5750rpm
最大トルク:45.9kg-m/4000rpm
エンジン:1998cc直4
トランスミッション:8速オートマティック

駆動方式:後輪駆動
最高速度:255km/h
0-100km/h加速:5.7秒
100-0km/h減速:35.5m

同社によれば、V6ガソリン相応のパフォーマンスを、25%少ないCO2排出量で実現。これで、V6ディーゼル同等のCO2レベルを達成したという。

2.0Lの直4エンジンは、アルファ・ロメオのモデルに搭載されるユニットをモディファイしたもの。新たなECUを採用し改良を加えたことによって、トルクを高めている。

バッテリーは荷室に設置。48Vシステムによって制動時にチャージが行われ、ターボが効果を発揮するまでのトルクギャップを埋めるわけだ。

本システムによって、V6ディーゼル仕様に比べて80kgのウェイトダウンを果たしたという。

なぜ、プラグイン・ハイブリッドではない?

電動化のためにマセラティが選んだのは、プラグイン・ハイブリッドよりも、48Vマイルド・ハイブリッドを優先することだった。

これは重量増を嫌っての判断だったと、電動化を率いるコッラド・ニッツォーラは語る。

マセラティ・ギブリ・ハイブリッドの前席内装
マセラティ・ギブリ・ハイブリッドの前席内装

「(PHEVについて)検証を行いましたが、価値あるものにするには、EV航続距離が50kmは必要でしょう。それにはトランクに大きなバッテリーを設置することになります。これは重量配分の点で大きな問題なのです」

「エンジンだけで走るときには重量物を抱えることになりますし、EVモードではパワーを抑えなければなりません。マセラティにとっては、48Vシステムこそが最善のソリューションなのです」

外観の変更点はわずかで、新意匠のフロントグリル、内装・外装のブルーの加飾、専用ボディカラーのグリジオ・エボルツィオーネ(灰)が登場したこと。

なお、人工的な手段を取らずにマセラティらしいサウンドを維持するために、エグゾーストに手を加えているという。

製造開始は9月を予定しており、イギリス向けの価格は5万8220ポンド(783万円)~と発表されている。

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