【ポルシェが重要な鍵?】VWグループ、ブガッティの売却を検討 リマックへ

2020.09.21

サマリー

フォルクスワーゲン・グループは、2020年末までにブガッティをリマックへ売却しようとしています。リマックの株主であるポルシェは、ブガッティの支配権の一部を保持するため出資比率の引き上げを検討しています。

もくじ

3社間の複雑な買収交渉
高級車ブランドに再編の兆し

3社間の複雑な買収交渉

text:Greg Kable(グレッグ・ケーブル)
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

フォルクスワーゲン・グループは、量産車事業の統合の一環として、ブガッティをEVメーカーであるリマックに売却することを検討している。

ポルシェはこの取引で重要な役割を果たすことになりそうだ。

ブガッティ・シロン
ブガッティ・シロン

ドイツのManager Magazin誌によると、公式には確認されていないものの、先日行われたフォルクスワーゲン・グループの監査役会議では、この売却案が主な議題となっていたという。

会長のヘルベルト・ディースは2020年末までに契約を完了させたいと考えているようだ。

クロアチアに拠点を置くリマックがブガッティの買収資金を調達できるようにするため、フォルクスワーゲン・グループ傘下のポルシェは、現在15.5%保有しているリマックの株式を49%まで引き上げると予想されている。

ある関係者によると、ポルシェのリマックに対する出資比率を高めることで、同グループが今後の意思決定プロセスに積極的に関与できるようになる予定だという。

リマックとの交渉は継続中で、この複雑な買収について最終的な決定はまだ下されていない。

AUTOCARはブガッティ、ポルシェ、リマックの3社に対しコメントを求めたが拒否された。

 

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