【消費増税から1年】新車販売、12か月連続の前年比マイナス 昨年9月の駆け込み需要も一因

2020.10.02

サマリー

9月の新車販売のレポートです。昨年10月に消費税率が変わってから1年。12か月連続で、前年割れとなってしまいました。新型コロナウイルスの影響がつづくなか、国産の登録車・軽自動車の販売動向は?

もくじ

登録車/軽 9月の売れ行きは?
9月の登録車 好調トヨタで5.6%減
9月の軽 スズキ/日産がプラス

登録車/軽 9月の売れ行きは?

text:Naojiro Onuki(大貫直次郎)

国内の新車市場は、新型コロナウイルス感染拡大の影響から脱しつつあるものの、その動きはかなり鈍い傾向にある。

2020年9月の登録車の新車販売台数は、前年同月比15.6%減の29万3520台と、12か月連続での前年割れ(日本自動車販売協会連合会まとめ、速報値)。

タフト、ロッキーが販売を牽引するダイハツ。9月の実績は?
タフト、ロッキーが販売を牽引するダイハツ。9月の実績は?

また、9月の軽自動車の国内新車販売台数は、同12.1%減の17万6185台と、12か月連続での前年割れとなる(全国軽自動車協会連合会まとめ、速報値)。

結果として、トータルでの国内新車販売台数は、同14.3%減の46万9705台と12か月連続でのマイナスを記録した。

ただし、そのマイナス幅は4月の同28.6%減、5月の同44.9%減、6月の同22.9%減、8月の15.9%減と比べて縮小。

軽自動車において新型車を中心に受注残の解消が進んだ7月の同13.7%減と比べると悪化しているが、全体としては、歩みは遅いものの、マイナス幅が着実に狭まっている。

昨年9月は消費増税前の駆け込み需要が軽自動車の一部であったため、その反動も少なからず数値に表れたようだ。

なお、2020年度上半期(2020年4月~9月)の新車販売台数は、前年同期比22.6%減の202万8540台と、4年ぶりの前年割れとなり、しかもコロナ禍の影響で大きく数字を落としている。

 

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