【アルファード、再び1万台】10月の自動車販売ランキング 登録車1~6位 トヨタ独占

公開 : 2020.11.09 11:50  更新 : 2021.01.28 17:09

10月の国産車の販売台数ランキングです。9月に続き、「アルファード」が1万台も売れました。登録車は、1位~6位までトヨタ車が独占。この6車種で7万台以上も販売しました。軽は、「タフト」が5位にランクイン。

ヤリス・シリーズ 1.8万台で1位

text:Naojiro Onuki(大貫直次郎)

2020年10月の新車販売の車名別ランキングが発表された(日本自動車販売協会連合会/全国軽自動車協会連合会調べ)。

登録車については、新型車を中心に販売台数を伸ばした。

登録車の上位は、1位から順にヤリス、ライズ、ルーミー、カローラ、アルファード、ハリアーと、6位までトヨタ勢。アルファードまでの上位5モデルは、それぞれ1万台超えを販売した。
登録車の上位は、1位から順にヤリス、ライズ、ルーミー、カローラアルファードハリアーと、6位までトヨタ勢。アルファードまでの上位5モデルは、それぞれ1万台超えを販売した。    トヨタ

首位に立ったのは8月にSUVモデルのヤリス・クロスを、9月にGRヤリスを発売したトヨタ・ヤリス。1万8592台を販売して4か月連続でのトップにつく。

続く第2位には、1万3256台を販売したトヨタ・ライズが1ランクアップで位置。

第3位には、9月にマイナーチェンジを図るとともに兄弟車のタンクと統合したトヨタ・ルーミーが、前年同月比65.0%増の1万1487台を販売して入った。

また第4位には、同8.2%減ながら1万275台を記録したトヨタ・カローラが。第5位には、法人需要も好調なトヨタ・アルファードが同96.7%増の1万93台を売り上げてランクインする。

さらに、第6位には6月に新型に切り替わって同436.3%増の9674台を成し遂げたトヨタ・ハリアーが入り、前月第6位のホンダフィットは同187.0%増ながら9001台にとどまって第7位に陥落。

結果として、上位6車種をトヨタ車が占めることとなった。

インプレッサ 95%増を達成

トップ7以外の注目の新型車の動きを見ていこう。

10月にアドベンチャー・オフロードパッケージの追加設定などを実施したトヨタRAV4は、前年同月比27.6%増の5001台を販売して第12位に位置。

10月にe-BOXER搭載グレード「アドバンス」「2.0e-Lアイサイト」、STIチューニングの「STIスポーツ」が加わった改良型インプレッサ。大幅な伸びを記録した。
10月にe-BOXER搭載グレード「アドバンス」「2.0e-Lアイサイト」、STIチューニングの「STIスポーツ」が加わった改良型インプレッサ。大幅な伸びを記録した。    スバル

また、タイ工場での生産および日本への輸入を本格化させる日産キックスは、3542台を販売して第17位に。10月にe-BOXER搭載モデルとSTIスポーツを新設定したスバル・インプレッサは、同95.2%増の3153台を達成して第19位に。

8月にプラドの商品改良を図ったランドクルーザー・ワゴンは同57.4%増の2620台を記録して第23位に、昨年11月に発売したトヨタ・ライズの兄弟車のダイハツ・ロッキーは月販目標の2000台を上回る2610台を成し遂げて第24位に入る。

さらに、増産体制に入ったスズキジムニー・シエラは同122.8%増の1555台を記録して第35位に。10月に待望のタイプRを発売したホンダ・シビックは、同227.2%増の949台を達成して第42位にランクインした。

軽自動車に関しては、スーパーハイトワゴンの好調ぶりが従来と同様に際立った。

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