【専用プレイリストも配信】日産ジューク 改良新型、欧州発表 新エンジン搭載

公開 : 2020.12.16 06:45

日産ジュークの2021年モデルが欧州で発表されました。環境規制に適応した新しいガソリンエンジンを採用したほか、専用プレイリストをSpotifyで配信。クリスマスシーズンのドライブを音楽で盛り上げるとしています。

新エンジンでユーロ6dに対応

text:Takuya Hayashi(林 汰久也)

日産は12月14日、コンパクトSUVのジュークに改良を施した2021年モデルを発表した。高効率の新エンジンを搭載したほか、Spotifyでストリーミングできる専用プレイリストを用意している。

搭載されるパワーユニットは、DIG-T 114ガソリンエンジンで、出力114ps、20.4kg-mのトルクを発揮する。現行エンジンよりも出力向上したほか、CO2排出量を平均1g/km低減。ユーロ6dの環境規制に対応した。

新型日産ジューク
新型日産ジューク    日産

グレード構成に変更はないが、価格は500ポンド(約7万円)上昇している。エントリーグレードのヴィシアは、1万8360ポンド(256万円)から、レンジトップのテクナ+ DCTは2万6360ポンド(367万円)から。

ジュークの製品開発責任者であるピエトロ・カルミナティは、次のように語っている。

「新型ジュークは昨年の発売以来、最先端の車載コネクティビティを誇ってきましたが、今回のパワートレインには最新のエンジン技術が反映されています。新型DIG-T 114エンジンの開発には、膨大な労力が費やされています。2021年モデルのジュークに乗った人は誰もが感銘を受けることでしょう」

カラフルな選曲のプレイリスト配信

日産によると、Spotifyで配信している「ザ・ハッピー・ホリデー・プレイリスト」は陽気な曲が満載で、どんな予定を立てていても、新年を迎えるドライバーの気分を盛り上げてくれるという。

欧州の日産チームがキュレートしたこのプレイリストには、20曲の人気ソングやアップテンポな曲が含まれ、14日から全世界でストリーミング配信されている。ホリデーシーズン(クリスマス)に向けた、日産独自のサウンドトラックだ。

新型日産ジューク
新型日産ジューク    日産

同社欧州法人の製品開発担当副社長のアルノー・シャルパンティエは次のように述べている。

「ドライブの楽しさは、音楽の持つ高揚感と密接に結びついています。運転する楽しさとプレミアムなBoseパーソナル・プラス・オーディオシステムを備えた日産ジュークは、オープンロードの楽しさを満喫する機会をドライバーに提供します。ジュークの真骨頂はここにあります」

最新のオーディオ技術を搭載したBoseパーソナル・プラスは、ジューク向けに専用設計されている。

また、運転席と助手席のヘッドレストに内蔵されたウルトラ・ニア・フィールド・スピーカーにより、360度、没入感のあるリスニング体験を楽しむことができるという。コンサートの音響効果を再現するなど、さまざまな設定が可能だ。

さらに、コネクテッドシステム「NissanConnect」を搭載。スマートフォンと連携し、Apple CarPlayとAndroid AutoからSpotifyアプリを開くことができる。

Wi-Fiホットスポットを内蔵し、最大8台のデバイスで同時にインターネットにアクセスすることも可能。移動中に曲をストリーミングできる。

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