日産から新型『ジューク』登場! 斬新デザインの攻めたEV、2027年春に欧州発売 現行ハイブリッド車と並行生産へ
公開 : 2026.04.15 07:25
3代目となる日産の新型『ジューク』が公開されました。斬新なデザインを採用したEVモデルですが、2代目の現行ハイブリッドモデルとともに2027年春から欧州で販売される予定です。基本構造はリーフと共通となります。
新型リーフと基本構造を共有
日産は、欧州向けの新型EVとして『ジューク』を発表した。斬新なエクステリアデザインにより、「新たな顧客層の獲得に貢献する」という。
ジュークは、2010年の初代モデル発売以来150万台以上を販売し、欧州では『キャシュカイ』に次ぐ日産の2番目のベストセラーとなっている。今回の新型は、3代目に数えられ、日産のCMF-EVプラットフォームをベースとする完全電動モデルだ。

基本構造の多くは『リーフ』と共通しており、英国のサンダーランド工場でリーフと並行して生産される予定だ。主なライバルとしては、フォード・プーマGen-EやキアEV3などが挙げられる。
2024年公開のコンセプトカー『ハイパーパンク』で予告された通り、彫刻的で個性的なデザインとなっている。また、フロントとリアには独自のライトシグネチャーを採用している。
2代目モデルも販売継続の方針
欧州地域の製品責任者クリオドナ・ライオンズ氏は、2010年の初代モデル以降、「常識を覆す」大胆なデザインを採用してきたように、新型ジュークはEV市場において「新たな顧客層の獲得に貢献する」と述べた。
しかし、可能な限り多くの顧客のニーズに対応するため、新型ジュークは現行の2代目モデルと並行して販売される。日産は当初、2代目から3代目に置き換える計画だったが、EV販売の伸びが予想を下回ったため、方針を転換した。

欧州日産の責任者マッシミリアーノ・メッシーナ氏は、「完全電動化の未来に向けて揺るぎないコミットメントを維持している」と明言。両方のパワートレインを展開することで、購入者に「より多くの選択肢」をもたらすと同時に、「ゼロ・エミッション・モビリティへの移行を加速させる」のに役立つと述べた。
2代目モデルはまもなく改良され、3代目とデザインを統一する見込みだ。導入から7年が経過していることから、パワートレインや機能面についても刷新が行われるだろう。
新型ジュークに関する詳細はまだ確認されていないが、リーフと同様の仕様になると予想される。リーフは52kWhまたは75kWhのニッケル・マンガン・コバルト(NMC)バッテリーを搭載し、最大航続距離は620kmに達する。最高出力は218psで、前輪駆動となっている。
好みが分かれるクルマ
欧州日産の研究開発責任者であるデビッド・モス氏は以前、新型ジュークには専用設計のシャシーが採用される可能性を示唆していた。リーフとの差別化を図り、より「ダイナミック」なキャラクターを強調する狙いがある。リーフがハッチバックからジュークとほぼ同サイズのクロスオーバーへと進化したことを考えると、こうした差別化は特に重要だ。
しかし、日産は両モデルの競合を懸念していない。チーフ・パフォーマンス・オフィサーであるギヨーム・カルティエ氏は以前、AUTOCARに対し、両モデルの購入層について「まったく異なり、共通点は一切ない」と語った。ジュークは「マーマイトのような(好みがはっきりと分かれる)クルマ」であり、「他のどのクルマとも比較されない」とした。

新型ジュークの設計・開発は、英国、スペイン、ドイツで行われた。日産はこれについて、「生産拠点およびイノベーションの拠点として、欧州への長期的な投資を裏付けるもの」と述べている。数週間以内にサンダーランド工場での試作が始まり、2027年初頭に本格的に生産開始、そして春に販売開始予定となっている。
画像 「好みがはっきり分かれる」大胆デザインの個性派クロスオーバー【日産ジュークを新型と2代目モデルを詳しく見る】 全21枚























